転職出来ない理由と特徴|「不合格通知」の活かし方

転職活動期間のまとめ

初めて転職する人であれば、誰でも不安に感じる「本当に転職出来るのか?」ということ。

転職活動は不思議なもので「転職が全く上手く進まない人」と「転職がスムーズに進む人」に分かれる傾向にあります。1度も転職活動が成功しない人もいる中で、良くも悪くも何度も転職を重ねる人がいます。

転職出来る人と、転職出来ない人の違いは一体どこにあるのでしょうか?今回は転職活動がなかなか上手く行かない人の特徴を、参考例を交えながらご紹介していきます。

転職活動の流れとは?

そもそも転職活動はどのような流れで進んでいくか、イメージ出来ていますか?

一般的な企業での選考は「書類選考」⇒「面接・筆記試験」⇒「内定」の順で進んでいきます。面接や筆記試験には段階があり、「1次面接」「2次面接」「最終面接」とステップが踏まれています。

転職活動は上手く行かない人は自分が転職活動(選考)の流れの中でどこで躓いていることが多いのかによって改善策は異なるでしょう。

選考各ステップで企業が見ているポイントは下記の通りです。


書類選考:
自社で求めている採用要件(スキル・経験など)に見合っているかを確認する。

1次~〇次面接(最終面接まで):
一般的に採用決裁権の無い社員が面接することが多い。人事が面接するのか、採用部署のメンバー・上長が面接するのかにもよって選考基準は異なるが「求めるスキルに達しているか」「社風・部署の雰囲気に合っているか」がポイントとなりやすい。

筆記試験:
学力試験であれば一般的な学力を持っているかどうかを見ている。専門知識を要する企業であれば自社で求める学力に達しているかを見ている。

性格診断/適性検査:
面接では判断出来ない人物面をツールを利用して判断している。また自社で活躍している社員と同様の志向性を持っているかどうかを見ている。

実技試験:
自社で求める技能レベルに達しているかを判断している。営業であればプレゼンテーション、ITエンジニアであればプログラミングなどを行なうこともある。

最終面接:
役員や代表者、採用決裁権のある社員が面接を行なう。再度スキル面の確認や自社への志望度合い、興味・関心が選考基準となりやすい。


もちろん企業によって各ステップで見ているポイントは異なりますが、職種に関わらず一般的には上記のようなポイントが選考基準となるでしょう。ここから各ステップで上手く行かない人の課題は何かを考えていきます。

書類選考が上手く行かない人

「書類がなかなか通らない」という悩みを抱えている人。書類選考が上手く行かない人の課題はいたってシンプルです。

目指している企業で求めているスキル・経験と自分自身がマッチしていないということです。

「求人広告や採用情報に書かれている条件は満たしているじゃないか!」・・・と思う人もいるでしょう。

企業が出している募集条件は「最低限必要なもの」を出している場合が多くあります。あまりにも高すぎる条件を出してしまうと、応募が全く集まらなくなってしまう危険性があるからです。

企業が本当に求めている条件やスキル・経験は、直接話を聞かなければ全てを知ることは難しいかもしれません。書類選考が通らない人は誰もが応募したい企業にばかり応募している傾向にあります。

例えば「残業少なく給与が高い」という好条件求人のみに応募しているかもしれませんし、「誰もが聞いたことがある大企業」のみに応募しているかもしれません。

条件面だけで求人を見た時、好条件の求人は当然ながら同じように転職活動をする人達から人気が出ます。人気が出る=応募が多ければ、それだけ書類選考基準は高くなっていきます。

業界で言えば「転職の人気業界」というのも存在しています。これは有効求人倍率を調べれば、どの業界が現在人気なのかを汁ことが出来るでしょう。

書類選考を進めるポイント

書類が全く通らないということは自分のスキルと経験を正しく判断出来ている人であればあまり起こりません。

書類が全く通らない人もいれば、どこに出しても書類が通過する人もいます。

書類自体は今まで自分が積み重ねてきたキャリアの証であり、書類選考が通過しないと「自分のキャリアを否定された」と嫌な思いをすることもあるでしょう。しかし単に企業が求める基準とあなたが積み重ねてきたものが違うだけであり、あくまでも相性の問題です。

書類選考が上手く行かない人は自分自身のキャリアやスキルをもう一度見直してみましょう。そして今回の転職活動で何を得たいのかを明確化させましょう。

本当は自分のキャリアを求めている優良企業があるにも関わらず、自分自身がその転職チャンスを見逃してしまっている可能性があります。書類選考が通らないのは企業規模なのか、売上なのか、事業内容なのか、もっと幅を広げて企業を見ることが必要だという証拠です。

幅を広げたにも関わらず、それでも書類選考が通らない人は休日・給与・勤務地などの条件面でのこだわりを緩和することが必要です。言い方は悪いですが、現実的に見てどこまで妥協出来るかも検討した方が良いでしょう。

書類作成がおざなりになっているケースも

補足ですが持っている経験・スキルと企業が求めているものが合っているにも関わらず書類が通らないこともあります。その時は作成している書類を見直した方が良いかもしれません。

書類がマイナス評価になっている、よくあるケースをご紹介します。

・現在の業務内容が端的で何をしているのかが分からない
・実績や成果が記載されていない
・何度も同じ内容が重複して書かれている
・誤字脱字が多い
・自己PRなど文章量が極端に少ない
・日本語、敬語の誤りが多い
・証明写真が応募企業の風土に相応しくない(スーツ未着用、黒髪で無い等)
・手書き書類の字が汚く、内容を読み取れない
など

それ以外にも求人情報で「記載必須」と書かれている項目が書かれていないことも。(志望動機や活かせる経験、など)これらは書類選考以前に「書類を読まれない」「何をしているのか分からない」ことが理由で書類選考が不合格になっていることが考えられます。

現在働いている在職中の人であれば、確かに書類を作成することは大変かもしれません。また職務経歴書は転職で初めて作成するもの。そもそも作成方法が分からないこともあるでしょう。

綺麗な職務経歴書を作成することは一苦労ありますが、選考通過率に大きな影響を与えます。ネットで調べても書類作成方法が分からない人や不安な人は転職した知人・友人に見てもらうか転職エージェントに相談してみることも1つの手です。

1次~〇次面接までが上手く行かない人は?

最終面接までの面接で上手く行かない人も比較的多いでしょう。いつも1次面接で見送られてしまう、1次は通過しても2次面接で、ということも。

1次面接や2次面接では基本的に採用決裁権の無い社員が面接をしている場合が多くあります。稀に1次面接から代表者が面接を行なう企業もありますが、基本的には人事・採用担当者、現場社員が面接官となる傾向にあるでしょう。

1次面接や2次面接でいつも躓いてしまう人は「面接が上手く行っていない」ことでもあります。

自分が面接の中で何を話しているのか、どのような立ち振る舞いをしているのかを振り返る必要があるでしょう。

書類選考が通過している意味を考えよう

面接の前には先述の書類選考があります。新卒と違い、中途では企業にも千差万別な経験を持つ人の書類が送られてきます。

書類選考に通過しているということは「企業が求めている経験値は満たしている」と考えられます。企業も全く経験が採用基準に見合っていない人に面接の時間を使うことはしません。

書類上で見極めることが出来ない人物面やスキル面などの確認を行なうのが面接の目的です。ただしそれはあくまでも書類を確認した上でのこと。

面接で判断出来るのは「話す内容」「立ち振る舞い(第一印象)」の2つが大きな要素を占めます。逆に言えばこの2つのどちらかが落ちる要因になっている、あるいは両方が面接で落ちる要因になります。

面接で話す内容の代表例としては「転職理由(退職理由)」「志望動機」「前職の仕事内容」「前職の実績と実績を出すうえでのプロセス」などです。

面接では緊張してしまい話したい内容が思い浮かばなくなってしまう。そもそも、面接で何を話した良いのか分からない。

人によって悩むポイントは異なるのでしょうが、1度面接に臨む前に改めて下記の改善方法を試してみましょう。

●社会人経験が無い~2年未満の人向け改善方法:

・全体的に「熱意が伝わる」内容を考えましょう。

・短期的ではなく「長期的に働きたい」意思が伝わる内容にしましょう。

・早期退職してしまった人は「早期退職してしまったことへの反省」と「次は長く働きたい」意思を伝えましょう。

・離職期間が長い人は

※参考記事はこちらから。

熱意が伝わる面接での回答について~熱意が伝わる人の特徴とポイント~

ポテンシャル採用とは何か~未経験者の面接ポイント~

●社会人経験が2年以上ある人向け改善方法:

・自分が行ってきた業務を「具体的に」伝えましょう。

・異業界に転職する人は「なぜ〇〇業界なのか?」に答えられるようにしましょう。

・異職種に転職する人は「なぜ〇〇職なのか?」に答えられるようにしましょう。

・仕事の成果・結果だけではなく「プロセス(結果を出せた過程)」も考えましょう。

※参考記事はこちらから。

自己PR作成方法について~なぜ自己PRが必要か?~

話の組み立て方について~面接での伝え方~

中途の面接はあくまでも「対話」

面接のイメージは人によって違うと思います。

広い会議室に5名くらいスーツを着た偉い人が並んでいて、ある程度の距離が空いている対面の椅子に自分が座る・・・

狭い面談ブースに「デキル感」のあるビジネスマンとピリピリした雰囲気で1対1で話し合う・・・

「圧迫面接」「グループ面接」「食事面接」なども聞いたことがあるでしょうか?面接に対するイメージはこれまで経験してきた面接によって様々でしょう。

新卒時の就活をイメージしている人が多いですが、中途の面接は「対話」がメインです。新卒よりも中途の面接の方が、フランクな印象を感じるかもしれません。

その為、面接官の質問に対しても「一言」で答えるのではなく、ある程度のボリュームある内容を答えられるように準備しておきましょう。形式ばっていないので、慣れない人は逆に困惑してしまう可能性も有りますね。

「第一印象」で落とされていることも・・・

面接を「第一印象」、身だしなみや振る舞いで落とされてしまっていることももちろんあります。

「仕事が出来る・出来ないと身だしなみは関係ないのでは?」と思われるかもしれません。確かに自由な社風で、身だしなみも気にしない業界・企業もあるでしょう。

しかし面接というフォーマルな場に相応しくない身だしなみは、TPOをわきまえない人だと評価されてしまいます。

また、仕事が出来る・出来ないの評価以前に社会人としての基礎が出来ていないと思われてしまうのですね。面接の準備や企業研究をしっかりと行ったのにも関わらず、話している内容を評価して貰えないのはもったいないの一言。

面接で話す内容や話し方、面接官との対話などはある程度経験や慣れも必要になるもの。しかし第一印象、特に身だしなみは自分の意識ひとつで変えられるものです。

「面接対策を長い時間掛けて行なっているのに全く面接が通らない!」

「面接の序盤から面接官の態度が悪く、早い時間で面接を切られてしまう・・・」

と言う方は特に第一印象面が原因になっているかもしれません。

なぜ気付かない?「第一印象」の悪さ

ここまでご紹介してきた内容を読まずとも、面接で第一印象が大切であるということは誰しもがご存知のはず。

しかし第一印象が原因で面接に通過しない人は、何度も何度も同じことを繰り返していきます。なぜだと思いますか?

第一印象や身だしなみは非常にナイーブなものです。成人を迎えて大人になり、社会人として転職活動をしているなら尚更のこと。相手の第一印象を指摘するなんて、あまりにも失礼に感じてしまうものです。

つまり面接で第一印象が悪かったとしても自分自身で気付くことは非常に難しいのです。誰かが指摘してくれて、ようやく気付くことが出来るでしょうが、大人になった今では誰も指摘はしてくれません。

誰も言ってくれないことが悪いのではありません。相手に不快感を与えないよう、TPOに合わせだ身だしなみや振る舞いをすることは社会人として当たり前のことだということです。自分のことは、自分自身で管理しましょう。

自分でどうしたら良いのか分からない、と言う人は友人・知人に一度相談してみると良いでしょう。あるいはスーツを販売しているお店では着こなしについても相談に乗ってくれることもあります。

印象を変えることは意識ひとつ、そこまで難しいことではありません。今、遠回しに「印象が悪い」と言われても改善すれば良いのです。指摘して貰えたことに感謝して少しずつ身だしなみや振る舞いを改善していきましょう。

最終面接が上手く行かない人は?

失敗体験

1次面接、2次面接と順調に進み、残すのは最終面接。

もちろん企業によって異なりますが、最終面接では「採用職種の責任者」「役員」「社長」など採用に決定権を持つ人とお会いすることになるでしょう。

最終面接に持つイメージは人によって異なるかもしれません。最終面接=顔合わせ、くらいに考えている人。最終面接=一番偉い人と会う一番緊張する面接だと考えている人。1次面接、2次面接と変わらないイメージを持っている人。

最終面接が得意だという人はあまりいないかもしれませんが、極端に「最終面接が苦手」だという人は多く見受けられます。1次面接から順調に合格しているのに、何社受けても最終面接で落とされる。

面接は同じ面接なのに、なぜ最終面接だけ落とされるのでしょうか?

最終面接を苦手にしている人は、そもそも「最終面接の目的」や「最終面接とそれまでの違い」を理解していないことがあります。何度も企業に足を運んで面接を受けてきたのに、最後の最後で御縁が無いとはせっかくの努力も水の泡になってしまいます。

最終面接の目的を理解する前に、まずは「最終面接とそれまでの面接の違い」を考えていきましょう。

最終面接の違い1―自分の情報が共有されている―

会社として最初の面接を行なう1次面接では面接官は「書類上の情報」しか候補者を知ることは出来ません。(SNSや在職中企業の社員紹介ページで稀に情報を提供していることもありますが。)

しかし面接を繰り返していけば、面接を受けている企業へ候補者の情報は蓄積されていきます。面接官とは初めまして、の状態でも1次面接官から話を聞いている分、2次面接や3次面接は情報量の多い状態で面接を行なっています。

最終面接となれば尚のこと。複数回面接をしていれば、その分だけ相手も自分が今まで話してきた情報を事前に分かった状態での面接なのです。

最終面接の違い2―会社の情報も話している―

最終面接=最低でも2回目の面接、と考えれば1回目の面接では会社の説明も少なからずあったはずです。企業によっては企業説明会を行なっていることもあるでしょう。

面接を受けている候補者もインターネット上や求人票で分かる情報だけではなく、直接企業から得られている情報もあるでしょう。

「インターネットや求人票など、外からでは分からない情報を得てもなお面接を受けている状態」が最終面接で置かれている候補者の立場です。

最終面接の違い3―1次、2次は通過している―

最終面接が組まれているということは1次面接や2次面接などは通過しているということですよね。その時の担当者は「合格ラインに達している」と判断して、候補者を通過させている訳です。

1次面接担当者が「人事」であれば会社の社風や採用部署が求める業務レベルに達していると判断しているということ。採用部署のメンバーやマネージャーが面接していれば求める業務レベルに達していて、且つフィーリングで共に働きたいと感じたということです。

当たり前の話かもしれませんが「最終面接はそれまでの面接では合格だった」ということ。そのことには自信を持って最終面接に臨んだ方が良いでしょう。

最終面接の違い4―通過すれば「内定」―

最終面接と銘打っていれば、通常は「この面接が合格であれば内定」であるということです。1次面接や2次面接であれば通過しても「内定」とはなりませんでした。しかし最終面接はここが全く違います。

最終面接で合格を出すということは、「内定を出す=雇用することを決める」ことになります。(内定は企業側から雇用契約を結ぶということです。)当然、重みが変わります。

失敗談のNG

最終面接とその他の面接の違いから見ると、1次面接から比較すればお互いにお互いの情報量が多いことが分かります。選考を受けている会社の情報も、選考を受けている候補者の情報もある程度分かっている状態で受ける最終面接。

また内定を出すか否かの最終判断をする、という面でも大きく異なります。1次面接や2次面接担当者であれば、最終判断は最終面接担当者に任せる形になるのですが、最終面接の担当者は「内定を出すか」の意思決定をしなければならないのです。

業務レベル的が問題が無いかは最終面接までに確認されている。採用部署に合うか否かもある程度は確認された状態で行なう「最終面接」にはどのような目的があるのか?それでは考えてみましょう。

最終面接で見極められるのは?

・業務レベルも求めるものには達している

・他の面接担当者からも評価を得ている

…そのような状態で、どういう人であれば「内定を出したい」と思えるでしょうか?ある程度の情報は得られている人を、最終的に会って判断するものとはどのようなものだと思いますか?

最後の最後に「会ってみないと分からない」点を見極めることが最終面接の目的であり、ポイントにもなります。

意欲があるか?フィーリングが合うか?

最終面接で見極められるとするならば大きく2つ挙げられます。

1つは自社に対しての意欲があるか、ということ。2つ目は自社の社風や価値観に合うか、ということです。

まず意欲があるか、とはどのような状態を指しているのかを解説します。

この意欲面に関しては、会社によっても面接官によっても考え方は様々です。会社に興味関心を持っている様子が見られれば良いという考えの面接官もいれば「御社が第一志望です!」と言えるくらい志望度が固まっていなければNGという面接官もいます。

意欲をどの程度求められるかは候補者の経歴や面接時の評価、会社の状況や募集背景によっても左右されます。

経歴では転職回数の多い人、直近で早期離職の経験がある人、全くの異業界や異業種からの転職であったり正社員としての経験が無い(または浅い)人は意欲面を求められやすくなります。

一方で転職先に近い業界・業種での経験がある人や仕事面でのスキルを証明出来る実績等をお持ちの方であれば意欲よりも「経歴上でのプラス要素」を重視されるでしょう。

面接時の評価というのは「どの程度の温度感で候補者を採用したいと考えているか」、ということです。会社としても非常に採用したい人材と考えられていれば、候補者の意欲や関心を高めることはむしろ面接官の仕事だと言えるかもしれません。

そして会社の状況や募集背景。欠員などが出て採用を急務として進めなければならない状況に会社があれば、意欲よりもスキルが重視されます。逆に採用に焦っておらず、「良い人がいれば採用したい」と会社が考えていれば意欲面は重要視されるでしょう。

次にポイントとして挙げた自社の社風や価値観に合うか、という点に関してです。

最終面接まで進んでいるならば、単純に人柄が社風に合っているという部分では1次面接官や2次面接官から既に認められているでしょう。管理職や役員クラスが最終面接の面接官だとすれば、自社の理念やビジョン・仕事上での考え方に合うかどうかが面接のポイントとなります。

会社の理念や価値観に共感出来る人かどうか?

会社のビジョン(目指していく方向性)に同調してくれる人かどうか?

仕事上での遣り甲斐や喜びを感じられる人かどうか? など

第一印象や話し方、雰囲気などよりも価値観、志向性などの深い内容になることも。長期的に活躍する人材かどうかを見極める為には価値観が合っていることが必要だと多くの企業が考えているからです。

最終面接で準備すべきこと

上記の見極められるポイントなどを考慮すると、最終面接では1次・2次と変わった面接内容になることが想定されます。

転職理由や業務スキル、これまでの経験等に関する質問が中心であった1次・2次面接。最終面接では意欲・関心度合いや価値観を確認する為に下記のような質問が考えられます。

最終面接の質問例

・面接で会社の説明を聞いてどのように感じたか?
・今後、どのような仕事をしていきたいと考えているか?
・将来のビジョンはどのように考えているか?
・当社への志望度はどうか?
・他の面接を受けている企業はどのような企業か? など

1次・2次面接の感想や、これからの将来についてどのように考えているのか、自社のことをどのように考えているのかなど、考え方や感性に関わるような質問が多くなります。

付随して「会社が大切にしている考え方や価値観」があるならば、その価値観に対してどのように感じているのか?といった質問も有り得ます。会社の理念を大切にしている会社であれば理念についての感想などが想定されます。

その為、最終面接に臨む前には改めて下記のことは準備すると良いでしょう。

・会社の理念やビジョンを読み、感想を考えておく。
・これまでの面接を通じて感じたことをまとめておく。
・会社に対して魅力に感じたことをまとめておく。
・これまでの面接官に聞いた話の内容を振り返る。
・これまでの面接官に質問した回答をまとめておく。

また最終面接で合格すれば内定⇒入社なのですから、「いつから入社出来るのか?」「給与はどの程度を希望しているのか?」と質問されることも考えておきましょう。

入社日に関しては、事前に現実的な入社可能時期を検討しておくこと。給与は現年収や求人内容より余りにも高い金額はミスマッチであると判断されてしまうリスクがあります。現年収や面接を受ける会社の求人票も見比べ、現実的な額を意識して考えておきましょう。

筆記試験が上手く行かない人は?

最後に筆記試験が上手く行かない人向けの対策方法です。

筆記試験と言っても、世の中多種多様なテストが存在します。有名なのはSPIでしょうか。SPIは新卒採用で受けるものだと思われている人もいらっしゃいますが、中途採用でも多く利用されています。

基礎学力を測るような筆記試験の場合は、対策としてSPIテストの過去問を本やインターネット上で何度か受けた方が良いでしょう。おおよそ中学校レベルの問題ですので、手元に中学校時代のテキストがあれば解いてみても良いかもしれません。

基礎学力ではなく、適性検査や性格診断といった内面を見るテストの場合…対策方法はあまり無いかもしれません。

強いて言うならば「落ち込んでいる状態でテストに臨まない」こと。その時々の心情が反映されてしまう可能性があります。

特に自宅でテストが受けられるのであれば疲れている時や気持ちが沈んでいる状況で受けるのではなく、リラックスして前向きな気持ちで受けられる時間や場所を選ぶと良いでしょう。

落ちた面接を次の面接に活かしましょう

選考は1つの要素ではなく、様々な角度から候補者を判断しています。合格ならば合格の理由が、不合格ならば不合格である理由があります。

書類選考であれば不合格の理由は業務レベルや経歴等が採用要件に達していないと判断出来ますが、面接であればそれ以外の理由で不合格になっている場合が多いでしょう。

不合格の理由を丁寧に教えてくれる面接官はあまりいらっしゃいません。なので、不合格だった理由は自分自身で判断し、次に活かさなければ同じような理由で落ち続けてしまいます。

不合格理由を自分で検討する作業は苦しいことでもありますが、自分自身を見つめ直す良いキッカケにもなります。また「不合格=自分がダメ」だと考えてしまう人もいますが、実はそうではありません。単純に会社との相性が合わなかっただけです。

ただし相性が悪かったと考えてしまうと自身の成長には繋がりませんので、不合格だった理由はしっかりと振り返った方が良いでしょう。話している内容や、印象面が改善すべきものであったのかもしれません。

もちろん面接で内定を取るだけがゴールでは無いと思います。しかし、多くの企業で内定を取れる人材になれる方が人生の選択肢が増えます。

転職活動を通して得られるものは「転職」という結果だけではありません。自分の人生を見つめ直す期間でもあります。より良い転職活動に出来るよう、1つ1つの面接・選考を大切にしていきましょう。

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