コンサルティング・人材サービスについて|法人向けサービス事業の業界研究

BtoB向けのサービス事業の産業規模はとても大きく、ビジネス上の高度な課題解決サービスを提案するソリューション系、工事関連サービスを提供する建築・土木系の2種類に大別されます。

今回は代表的なソリューション系サービスであり、転職業界でも人気の高いコンサルティングと人材サービスの業界研究の対象として、情報提供を行います。是非、参考にしてみて下さい。

コンサルティング業界について

コンサルティング業界の特徴

コンサルティング業は、会社経営に関する様々な課題を多角的に検証して、主に経営に関する戦略分野、効率化を業務分野やIT分野、人事を担う組織分野からの課題解決アプローチを行い、収益をあげるビジネスモデルです。

コンサルティング業界は他の業界と比較すると体力や高いインテリジェンスが必要なハードな業界です。顧客やその他の企業を知るためのリサーチには多くの時間を要し、課題解決の提案をするための論理的思考力やプレゼン・交渉力など様々なスキルが求められます。

一方、成果がお給料に反映されやすいという特徴もあり、平均所得の高さも突出している人気の業界です。新卒や中途の採用倍率も非常に高いですが、入社することが出来ればキャリアアップへの大きなチャンスがあります。

コンサルティング業界の市場規模

コンサルティング業界の市場規模は、約6730億円となっています。

他業界と比べると決して大規模ではないものの、誰でも就業できる業界ではなく就労人数も少ないため、一人当たりに還元される利益も大きい傾向にあります。

コンサルティング業界の平均年収

コンサルティング業界全体での平均年収は約800万円となり、業界大手の企業では平均1000万円を超える非常に高い給与水準になっています。高度な専門知識に基づくソリューションサービスには、高額なコンサルティング料に見合う付加価値があります。

コンサルティング業界の平均年齢と平均勤続年数

コンサルティング業界の平均年齢は35.4歳で、平均勤続年数は6.5年となっています。顧客の業界や市場の動向の調査には多くの工数や時間がかかり、残業時間は長い傾向にあります。また、日々情報収集や知識の獲得のために継続的な学習が求められます。体力的に充実した若い世代が活躍している傾向にあります。

コンサルティング業界ならではの職種

●経営コンサルタント:コンサルというと一般的にはこちらの職種を指します。経営戦略、新規市場参入、M&Aなどの経営を方針のアドバイスを主に行います。
●財務会計コンサルタント:財務面の経営計画の策定や株式公開支援、会計関連の新制度導入・フロー改善などを行います。
●ITコンサルタント:会計、業務処理などの改善、課題解決をIT技術を駆使して行います。

コンサルティング業界の特徴まとめ

1.体力的にハードですが、見返りも大きいです。
2.優秀な人材でない入れない業界なので、その後転職したとしてももキャリアアップに繋がります。
3.今後も市場規模の拡大が見込まれます。

人材サービス業界について

人材サービス業界の特徴

人材サービス業は、正社員雇用や派遣社員などの採用場面、転職やキャリアチェンジにおいて求職者と企業の架け橋となるサービス業です。事務職などを派遣する一般派遣、ITエンジニアなどを派遣するSES派遣、求職者と企業のマッチングを図る人材紹介があります。

人材派遣は、人材へ支払われる給与の一部を手数料として徴収することで収益をあげ、人材紹介は企業の採用スペックに即した人材を集客して紹介し、実際に採用に至った際に紹介手数料を企業から享受することで収益をあげるビジネスモデルです。

人材派遣の領域では、派遣社員の待遇を考慮した法規制の強化により一時期業績が落ち込みましたが、現在は景気回復に伴う有効求人倍率の増加により、業績は回復基調となっています。

また、正社員の採用シーンにおいては人材紹介と求人広告の2つの手段があります。一人当たりの採用単価が低く抑えられる求人広告は、殆どの企業で幅広く利用されていますが、求めるスペックを持つ人材の応募がなかった際は広告料が掛け捨てになってしまうリスクもあり、人材獲得の確実性を上げるため、人材紹介会社が近年急激に普及し始めています。

人材サービス業界の市場規模

人材サービス業界の市場規模は約6兆円になります。東京オリンピックの特需やアベノミクスなどによる好景気により、有効求人倍率は1.5倍~2倍になっており、慢性的な人手不足により今後も市場は拡大していく見込みとなってます。

人材サービス業界の平均年収

人材サービス業界の平均年収は540万円となっています。業界最大手の平均年収は約850万円となり、他の業界と比べても高い水準にあります。理由の一つにIT技術の進歩により、人材の集客効果が向上してコストが下がり、収益性も年々増加していることが挙げられます。

人材サービス業界の平均年齢と平均勤続年数

人材サービス業界の平均年齢は36.8歳で、平均勤続年数は約7.4年となっています。職種によりますが、コンサルティング業界同様に残業時間が長く、体力的にハードな面があります。

少し前までは、男性中心の体育会系の色が強い業界でしたが、最近は女性社員の比率も増えて産休育休などの福利厚生を設ける企業も増えてきており、労働環境の改善が期待されます。

人材サービス業界ならではの職種

●リクルートアドバイザー:顧客企業の人材採用に関わるコンサルティングを担当します。
●キャリアカウンセラー:登録人材の研修サポートやメンタルケアなどを担当します。
●マーケッター:ウェブ媒体やメディアを運用して人材の集客業務を担当します。

人材サービス業界の特徴まとめ

1.景気回復に伴う人手不足により、近年は売り手市場です。
2.体力的なハードですが、女性社員の比率が増加し、労働環境は改善傾向にあります。
3.IT技術により集客費用が抑えられ、収益性が高くなりました。

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