化粧品・アパレルメーカーについて~化粧品・アパレルメーカーの業界研究~

個性が尊重される現代において、化粧や服装は自己表現をするための大切な嗜好品です。また、ファッションとしてのみではなく冠婚葬祭など様々な場面で、服装は大切なマナーとして位置づけられています。今回は、そんな身近な日用品を製造する化粧品・アパレルメーカーについての情報提供を行います。

化粧品業界について

 

化粧品業界の特徴

化粧品メーカーとは、”化粧品”の開発、製造、販売などを手掛ける製造業です。ここに含まれる”化粧品”には様々な種類があり、化粧水や洗顔料などの肌のコンディションを整える”スキンケア化粧品”、ファンデーションや口紅などの”メークアップ化粧品”、シャンプーやリンスなどの”ヘアケア化粧品”、ボディクリームなどの体をケアする”ボディケア化粧品”や香水などの”フレグランス化粧品”などがあります。

価格帯や顧客層によって百貨店やドラックストア、美容室やECサイトなど多岐に渡る流通経路で販売されます。流通経路によって営業職の営業手法や他社員の働き方も大きく変動している傾向にあります。

以前は、このような流通の多様化と不景気により、大手メーカーが販売する高価格商品の売上は低迷しいましたが、景気回復に伴い現在は回復基調です。一方でドラッグストアなどで販売されているバラエティコスメは、若年購買層の人気を獲得して好調に推移しています。

市場全体の傾向としては、メイクアップ商品よりもスキンケア商品への関心が高くなりつつあり、美白関連やデオドラント商品が人気になっています。

しかし平成26年度の制度改訂によって化粧品も消費税免税対象になり、外国人旅行者向けのギフトセットなどの需要が高まり、市場の拡大を狙う小売店も増加傾向にあります。

メーカーではなく企画会社として他業界から新規事業として参入する企業も増え、またベンチャー企業・小規模の企業であってもインターネットを経由して安定的に高利益率のビジネスモデルを確立することも出来る業界でもあります。

化粧品業界の市場規模

化粧品業界の市場規模は、約2兆1500億円です。中国、韓国、台湾など日本人と肌質の近いアジア人の消費者が年々増加し、人気を集めて今後も継続的な市場の拡大が見込まれます。

化粧品業界の平均年収

化粧品業界の平均年収は560万円前後となります。化粧品は原価が低く、利益率が非常に高いために日本人の平均年収(440万円)よりも高い給与水準となっています。

化粧品業界の平均年齢と平均勤続年数

化粧品業界の平均年齢は37.9歳となり、平均勤続年数は9.8年なっています。メーカーとしてはやや平均勤続年数が短いものの、女性が多い業界なので産休や育休の影響があり、この数値となっています。他業界と比べるても大きな乖離はなく、ほぼ同水準となっています。

化粧品業界ならではの職種

●研究開発:基礎研究や有効な成分の探索や開発、既存化粧品の精製などを行います。

●商品企画:新商品のモニター試験を実施し、その効果や使い心地などの感想などデータ分析を行い、再び開発職へフィードバックすることで新商品の提案を行います。

●生産:商品の在庫管理、調整、原価計算などを行い、よりコストを抑えた発注予測などを行います。

●営業:完成した化粧品を百貨店やドラッグストア、美容室などの法人向けに提案します。

化粧品業界の特徴まとめ

1.他業界に比べて安定的ではありますが、今後の成長力に陰りが見える部分もあります。
2.比較的女性比率の高い企業が多く、また勤続・業界年数の長いベテランも多くいらっしゃいます。
3.競争率の高い国内での売上回復が今後の課題となっています。

アパレル業界について

アパレル業界の特徴

アパレル業界とは衣料品のデザイン、製造、販売、物流などに携わる産業のことを指します。アパレル業界の企業は主にデザインや製造を手掛けるアパレルメーカー、商品の販売を手掛ける小売店販売に分類されます。

しかし、価格帯や客層によって百貨店やアウトレットモールやECサイトなど多岐に渡る流通経路で販売されます。また、近年では企画、デザイン、製造、販売までを一気通貫で行うSPA(製造小売業)を行うアパレル企業も増加しています。

アパレル業界は、衣食住の衣という必需品を担うため、伸び続けている傾向にあります。時代やTPOに合わせて必要な服装も変わってきたり、各々の好きな服を着たりとアパレルは楽しみ方が自由なため、様々なブランドが台頭してきています。

依然として伸び率は他の業界よりも大きいですが、同時にシビアな業界でもあります。それは業界内での競争が激しいということでもあります。アパレル業界が成長していく一方で、多くのアパレル企業の売り上げは減少傾向にあります。

一定数のアパレル企業が売上を堅調に推移している一方で、売上の少ない企業は売れないままマイナスの道を進んでいきます。中高価格帯のラインナップを揃える従来型のアパレルメーカーは、百貨店不況などの影響を受けて業瀬が厳しくなってきているのが現状で、近年はアウトレットモールへの出店に活路見出しています。

アパレル業界の市場規模

アパレル業界の市場規模は約5兆2000億円となっています。アパレル業界の業績は二極化しており、一部の大企業が売上を大幅に伸ばしてはいるものの、マイナス成長の企業多く散見されます。とはいえ、衣食住の衣を担うその市場規模は大きく、景気の影響を受けやすいものの今後もある程度成長が見込まれます。

アパレル業界の平均年収

アパレル業界の平均年収は500万円前後となっています。日本人の平均年収(440万円)より高い水準にあるものの、市場規模に比べてやや低い傾向にあります。

アパレル業界の平均年齢と平均年収

アパレル業界の平均年齢は38.3歳で、平均勤続年数は12.5年となっています。化粧品業界と同様に女性が多い職場であるため、メーカーとしては若干平均勤続年数が短いですが、他業界と比べると少々長い傾向にあります。

●マーチャンダイザー:市場動向ぼ分析して売り筋を予測して商品を作成します。

●デザイナー:機能性を考慮して洋服のデザインや色彩を施すお仕事です。

●パタンナー:デザイナーのデザインをPCソフトなどを駆使して具現化し、型を作成するお仕事です。

アパレル業界の特徴まとめ

1.衣食住の衣を担うため、比較手安定している。
2.国内競争は激しい傾向にあります。
3.業界としての働き方の自由度は高いです。

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