面接時の「失敗・ミス」エピソードの答え方|面接官の意図とポイント

失敗体験

面接の中では成功体験だけが聞かれる訳ではありません。

「過去の失敗談」「これまでのミス」など、マイナスに感じられるようなエピソードも面接では頻繁に聞かれる項目になっています。自分からは積極的に話すような内容では無い為、話すことを想定していない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は面接時の「失敗・ミス」エピソードの答え方について、面接官の意図や回答のポイントも交えながらご紹介します。

そもそもなぜ失敗談を聞くのか?

失敗とミス

面接官が失敗やミスを聞きたがる理由から考えてみましょう。何も考え無しに聞いている訳では無く、失敗したことが理由でNGになることもありません。

失敗やミスは人間であれば誰でもするもの、という前提で面接官も質問しています。だからこそ「私には失敗した経験がありません」という回答は相応しくないでしょう。

失敗・ミスは犯すものだとして、大切なのは「失敗から何を学んだのか」「ミスをどのように挽回したのか」という失敗した後の話を面接官は聞きたいと考えています。

エピソードの構成としては

1、何を失敗したのか結論を述べる
2、その失敗をどのように挽回(あるいは克服)したのかを述べる
3、そこから何を得たのか(あるいは学んだのか)を述べる

と伝えることを心掛けましょう。

失敗やミスは成長の機会

誰もが犯す失敗やミスは成長の機会でもあります。失敗することで学ぶことや得たスキルも多くあるでしょう。

例えば「入社間もない時に事務作業が遅く、書類を発行してくださる総務社員を待たせてしまうことが多かった」ことを失敗談だとしましょう。

そこで「業務の効率化を図ることが必要だと感じ、自身のタイピングスキル向上の為に休日にソフトを利用してタイピングの練習に励みました。結果として自信の無かったタイピングスピードが向上し、現職の他社員よりも事務作業が早く、総務部を待たせることも無くなりました」

という「失敗談⇒挽回」した経緯と結果を伝えることで「失敗から得たスキル」を逆にアピールすることが出来ます。

更に「何を学んだのか」を伝えれば、自分が失敗を経て心身ともに成長していることがアピールになるでしょう。

失敗談の例:

あなた
私は入社当初、事務作業が遅く連携している総務部・経理部を待たせてしまい負担を掛けてしまうことが多くありました。(=結論)

そこで作業効率化を目指し、まず練習ソフトを利用してタイピング技術の向上に励みました。また同チームの先輩社員に相談し、これまで利用していたExcelシートに新たな関数を組むことで結果として私だけではなく部署内全体の作業効率を向上させることに繋げることが出来ました。(=挽回)

この失敗から私は、自分自身の弱みを見付け、改善する努力をすることで私個人ではなく共に仕事をしている人達の負担を減らすことにも繋がるということを学びました。そして既存のやり方に頼らず、常に最善の方法を探すことの大切さも感じることが出来ました。(=学んだこと)

失敗・ミスエピソードは面接官へのアピールチャンス

失敗談をアピール

ここまでご紹介してきたように失敗やミスのエピソードは「マイナス要素」ではなく、むしろ面接官へアピールすることが出来るチャンスです。

仕事を行う上でミスは自分が犯すだけではなく、チームメンバー、提携先企業など仕事上で関わっているどこかで発生する可能性があるのです。その時に必要となるビジネスパーソンとしての力やポテンシャルを見極めている、という面もあります。

どのような力が失敗談からアピール出来るのか、下記を参考にしてみましょう。

・問題解決/問題発見力
・コミュニケーション能力
・改善能力
・分析能力
・ポジティブシンキング
・成長意欲
・主体性/積極性 など

エピソードが思い浮かばない時の対処法

「どうしても失敗談が思い浮かばない・・・」

「こんな失敗談を伝えて良いのだろうか?」

と悩まれる人も少なくないでしょう。そんな時は「何かを改善した経験」や上記のアピールポイントを話せる内容から考えてみましょう。

何かを達成した、ということは「それまで合った課題や問題を解決」していることが仕事上では多くあります。達成するまで気付かなかっただけで、それまで失敗してきたということなのです。

失敗談の結論から考えるのではなく、挽回・改善したことから考えることで面接で話す内容としてアピール出来るエピソードを作りやすくなるでしょう。あとは考えた順番を逆にして、面接官に伝えれば良いのです。

失敗談を考える順番

1、何かを改善した、成果を挙げた経験を考える(=挽回)
2、それまで何が課題になっており、失敗してきたのかを考える(=結論)
3、そこから何を得たのか(あるいは学んだのか)を述べる(=学んだこと)

あとは結論、挽回、学んだことに順番を組み直して面接官に伝えるエピソードとして準備しましょう。このようにアピール出来る内容から考えることでアピール出来なかったということを無くすことが出来ます。

NGな失敗談もある

失敗談のNG

もちろんアピールポイントがあるからと言って「何でも言って良い」ことにはなりません。失敗談は仕事上でのモノが好ましいですが、学生時代やプライベートでの失敗談を話しても大丈夫です。

しかし「社会人として相応しくないもの」は避けましょう。

例えば「犯罪行為に関わるもの」「一般常識から逸脱したもの」「倫理観に欠けているもの」が失敗していること自体がマイナスになります。

あるいは仕事上においても経営や事業を脅かすような「重大な失敗」は避けた方が良いでしょう。いくら挽回した話や学んだことがあったとしても「次もそのような失敗をするのではないか?」ということがマイナス評価に繋がります。

あくまでも面接であると言うこと、また面接官が質問している意図を踏まえた上で何を話すのかを事前に考えておくことが得策です。失敗談が大丈夫なのか、NGなのか判断が付かない際には知人や友人に一度相談してみることや適格なアドバイスを求めて転職エージェントを利用してみましょう。

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