食品・飲料メーカーについて~食品・飲料メーカーの業界研究~

衣食住の「食」に関わる食品や飲料業界。普段の私たちの生活にもっとも身近で、転職市場でも非常に人気の高い業界です。イメージしやすい業界で、競争率は高い傾向にあります。今回は、そんな食品や飲料メーカーを目指す方々へ向けて情報提供を行います。

食品業界について

食品業界の特徴

食品メーカーとは、小麦や調味料などの食品原料と菓子やパン、冷凍商品などの加工食品を安全性やニーズ、おいしさや品質を考慮して開発・製造し、主にスーパーやコンビニなどの小売店を通じて販売する製造業です。

食品業界はかねてから「安定した業界」として知られています。衣食住の中でも生きていくのに最も必要不可欠品である食品を取り扱うので、経済や景気の影響を受けづらい傾向にあります。実際に、他業界に比べて業績が極めて安定しているという統計データもあります。

食品業界の今後の問題点としては日本がTPPに参加した場合、海外の輸入食品が安価に手に入り、日本の食品類に対する需要が減少することが想定されます。また、少子化の影響により食品メーカーは海外市場への進出も考えていくことになります。

また社風として平均勤続年数の長い人や業界に長く携わっている人が多いことから、どこかアットホームな雰囲気の会社も多く、残業も他業界に比べて少ない傾向にあります。あくまでも業界全体での話であり、個々の企業では改めて企業研究を行なう必要は当然あるものの手当も充実している企業も多い傾向にあります。

食品業界の市場規模

食品業界の市場規模は、19兆3200億円になります。市場と労働者数の規模は、他業界と比べても上位に位置します。為替や景気の影響を受けづらく、食品という産業の重要性から今後も安定して市場が拡大していく見通しですが、少子化やTPPなど懸念点が全くないわけではありません。

食品業界の平均年収

食品業界の平均年収は580万円前後です。日本人の平均年収が約440万円であることを考えると、比較的高い水準にあります。食品業界の最大手の企業では、平均年収は880万円になり、一般平均の約2倍にもなります。食品業界の特徴として年功序列の傾向があり、年収が最大化する50代になると1000万円を超えることもあります。

食品業界の平均年齢と平均勤続年数

平均年齢は40.3歳で、平均勤続年数は14.6年になります。福利厚生が充実している会社も多く、業界の色としてそこまで上下関係が厳しくはないので、働きやすい環境にあるといえます。

食品業界ならではの職種

●マーケティング:消費者動向の調査や競合商品の分析を行い、得られたデータを参考に既存商品の改善や新商品の提案を行います。

●商品開発:マーケティングの提案や情報をもとに原料の組み合わせや調合などを行い、テスト生産を繰り返し行い一つの商品を開発します。

●購買:大量生産のために必要な原料を調達する仕事です。発注から価格交渉、納品までを一手に担います。

●製造:原料の在庫や労働者を管理し、オートメーションで効率よく大量生産を行う仕事です。

食品業界の特徴まとめ

1.他業界に比べて安定的だが、今後の成長は不透明。
2.福利厚生が充実しているが、年功序列の色も根強いです。
3.少子化の影響を避ける為、今後は海外にも目を向ける必要があります。

飲料業界について

 

飲料業界の特徴

飲料メーカーとは、アルコール飲料や乳飲料、清涼飲料水などの飲料を安全性やニーズ、おいしさや品質、トレンドを考慮して開発・製造し、主にスーパーやコンビニなどの小売店、自動販売機を通じて販売する製造業です。

飲料業界は4大ビールメーカーとその系列企業を中心に成り立っており、安定した業界ですが、競争率もはげしくなっています。食品業界と同様に、経済や景気の影響を受けづらい傾向にあります。

飲料業界の課題点は、日本人の飲酒人口の低下に伴う市場の停滞と少子化の影響の影響が懸念されます。飲料メーカーの場合は、トクホ商品に代表される新製品に活路を見出しています。

また、飲料業界の特徴として営業力が求められる為、食品業界とは異なり営業主体の体育会系の社風の会社が多い傾向にあります。

飲料業界の市場規模

飲料業界の市場規模は、4兆3200億円になります。以前までは国内市場は縮小傾向にありましたが、最近は世界的な健康ブームにより、お茶やミネラルウォーター、トクホ飲料、野菜系飲料が堅調に売り上げを伸ばしています。また、大手企業による合併や買収が相次いでおり、企業規模の拡大が活発になっています。

飲料業界の平均年収

飲料業界の平均年収は770万円前後になります。市場規模は食品業界と比べて小さいものの飲料は利益率が非常に高いため、食品業界よりも平均年収が高い傾向にあります。

飲料業界の平均年齢と平均勤続年数

飲料業界の平均年齢は41歳で、平均勤続年数は15年となっています。平均年収が高く、メリハリのある働き方ができる為、食品業界と同じ水準の働きやすさがあると言えます。

飲料業界ならではの職種

●研究開発:栄養学やマーケティングを駆使して、商品の開発や心理学を利用したパッケージ開発を行います。

●製造:コストパフォーマンスを重視し、原価を抑えつつもより効率的に大量生産できるように、設備の保守点検や新設備導入の計画を立てます

●販売促進:自社メーカーの自動販売機の設置交渉や量販店へ向けた提案営業を行います。

飲料業界の特徴まとめ

1.競争率は激しいが、安定した需要がありあす。
2.体育会系の社風が強い
3.利益率が非常に高く、市場規模に比べて年収が高い傾向にあります。

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