住宅・住宅設備メーカーについて~住宅・住宅設備メーカーの業界研究~

衣食住の一つである住宅。私たちの生活にはなくてはならないものなので、安定した需要があります。人生最大の支出でもある住宅ですが、消費者としてではなく、転職希望者としてでは業界の見方としては変わってくるでしょう。

そこで業界研究の情報提供として、今回は住宅メーカーと住宅設備メーカーをご紹介します。

住宅業界について

住宅業界の特徴

住宅メーカーとは、自社で購入した用地上に居住性や利便性、価格やデザインを考慮した住宅を建築し、主に個人へ販売する製造業です。規格住宅や工場化住宅を施工、販売する会社がそれにあたります。住宅業界の業務内容は大きく技術系と事務系に分かれています。

不動産メーカーは基本的に、国内顧客に対して国内の物件を販売するため、少子化と不況の影響によって業績が低迷していましたが、近年は低金利や消費税増税などの後押しにより住宅着工数が上昇しており、特に小規模な土地に企画した住宅を建てて安価な価格で売るパワービルダーやマンション販売事業者は業績を伸ばしています。

ただし、長期的には住宅市場自体は縮小しており、今後は、省エネ、太陽光発電、バリアフリーなどの付加価値を提案することで、立て替え・リフォーム需要の掘り起こしが求められます。

住宅業界の市場規模

住宅業界の市場規模は、市場規模は約43兆円になります。東京五輪需要や消費税増税前の駆け込み需要、消費税増税後の不動産取得税減税政策などにより、回復基調になっています。

住宅業界の平均年収

住宅業界の平均年収は660万円前後となり、高い水準にあります。大手企業では800万円台にもなり、高額商材を扱うゆえに他業界と比べても上位に位置します。一方で最も収入が高い営業職の方は、顧客優先となるため土日に休みを取得するのが難しい面もあります。

住宅業界の平均年齢と平均勤続年数

平均年齢は39.7歳になり平均勤続年数10.7年となります。不動産業界の営業は高額商材を扱う為、成果を上げるのが他の商材に比べて難易度が高いとされています。成果に対するプレッシャーは大きいものの、その分成果に対しての対価は大きいです。

住宅業界の職種

●営業職:マンションや集合住宅、戸建て住宅などの企画営業を担当します。新規顧客の開拓からはじまり、引渡しまでの全工程の窓口を担います。

●技術職:設計・積算・工事や施工監理を行う建築部門、生産や設備の管理・開発を担う生産部門、技術開発を行う研究部門に大別されます。

●一般職:各部門のバックオフィスを担当し、営業職や技術職を補助します。

住宅業界の特徴まとめ

1.景気や少子化の影響がありますが、やや安定しています。
2.営業は、成果主義色が強い。
3.今後は新たな需要の掘り起こしが求められます

住宅設備業界について

 

住宅設備業界の特徴

住宅設備メーカーとは、建築物に設ける電気、ガス、給水、排水、換気、暖房、冷房、消火器、バスやトイレ、エレベーターなど建築基準法で定められています。端的に言うと、建物のなかで生活に必要なライフライン関連機器のことです。

建物に付属する設備すべきもの全てを含めて住宅設備業界と呼びます。住宅設備業界の仕事は、大きく分けて技術系と事務系とがあります。技術系は開発、品質管理、生産、施工等を担い、事務系は営業や広報等を行います。

ただし、住宅設備業界は製品を消費者に直接販売することはなく、地元の工務店や販売代理店等を通して現場に供給することで収益を上げるビジネスモデルです。営業が地元の工務店や代理店などに、多くのネットワークを持っているかが重要なファクターになります。

住宅設備業界の市場規模

住宅設備業界の市場規模は、約9兆5000億円になります。原材料費の高騰や人口減少による新築住宅市場の低迷により、低迷が続いておりましたが、住宅業界と同様に五輪需要や政府の住宅関連の政策により、今後は回復傾向にあります。

住宅設備業界の平均年収

住宅設備業界の平均年収は550万円前後となり、平均よりも高い水準にあります。住宅設備業界の特徴の一つとして、20代の頃の給与が比較的高い点が挙げられます。一方で勤続年数による伸び率がそこまで高くなく、資格取得やインセンティブ、役職手当などで年収が上がっていく方式になります。

住宅設備業界の平均年齢と平均勤続年数

平均年齢は41.1歳で、平均勤続年数15年になります。住宅手当などの福利厚生が充実している企業が多く、地元企業とのネットワークが重要になってくるので住宅そのものの営業と比較すれば難易度は低く、相対的には働きやすい環境と言えます。

住宅設備業界の職種

【事務系】
●営業職:住宅設備メーカーの事務系の職種は、主に営業職を指します。法人営業が中心となりますが、近年は個人相手にリフォームの営業をするケースも増えています。

●ショールーム展示:自社の製品を消費者にPRするショールームでの接客業務です。

【技術系】
●研究開発:流体力学や化学を応用して、新デザインや新素材の研究と開発を行います。

●調査・測量・製図・積算:研究成果や顧客調査の結果をもとに新製品の設計を行います。

●施工管理:完成した設計図をもとに、新製品の施工を行います。

●商品企画・プランニング:完成した新製品をどのよにPRするのかプランニングを行います。

住宅設備業界の特徴まとめ

1.比較的安定していて、競争力もあります。
2.地元企業とのネットワークが大事なので、比較的営業はしやすい傾向にあります。
3.今後の動向は回復基調にあります。

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