家電・半導体メーカーについて ~家電・半導体メーカーの業界研究~

転職活動において、業界研究は重要な面接対策の一つです。しかし、ご自身がお勤めの企業以外の業界はイメージしづらい人も多いです。業界研究のお手伝いとして、今回は私たちの生活を便利にする家電とその重要な部品である半導体のメーカーについてご紹介します。

家電業界について

家電業界の特徴

家電メーカーとは、テレビやDVDレコーダーといったAV機器、デスクトップやノートに代表されるパソコン、タブレット、スマートフォン、洗濯機や冷蔵庫といった生活家電を機能性やデザイン性、耐久性や価格を考慮して開発・製造し、主に家電量販店を通して消費者へ販売する製造業です。海外売上比率の高い家電メーカーでは、業態により明暗がはっきり分かれています。

韓国製品に追い上げられたデジタル家電は軒並みの厳しくなる一方で、生活家電は堅調、カメラは比較的好調です。販売方法は土地代の安い郊外への出店、人口の多い駅前の店舗に出店するケース、インターネット販売など、そのスタイルは様々です。

以前の家電業界の業績は悪化していました。その背景として政府が推進した家電エコポイント終了、地デジの移行による薄型テレビ等のデジタル家電の先需要の反動や韓国製品の追い上げにより、一時厳しい状況にありました。

その他、様々な社会事情により各社は売上減少を余儀なくされてきましたが、近年は世界的な好景気により、回復基調にあります。

家電業界の市場規模

家電業界の市場規模は、67兆3000億円になります。韓国メーカーの台頭による価格競争やリーマンショックにより、平成24年まで業績不振が続いておりましたが、アベノミクスによる金融緩和の影響で、景気が回復して現在は回復基調にあります。

家電業界の平均年収

家電業界の平均年収は700万円前後と高い水準にあります。大手企業では平均年収が800万円にもなるので転職市場でも人気のある業界ですが、その分競争率や求められるスキルや高く、狭き門となっております。

家電業界の平均年齢と平均勤続年数

家電業界の平均年齢は43.1歳で、平均勤続年数は20年となっております。全国に拠点があり募集も全国的に行っているので、住宅補助を中心に福利厚生が非常に充実しており、定着率がとても高い傾向にあります。

家電業界ならではの職種

●新商品の企画、開発職:新商品の開発のために素材や成分の研究・開発などを行います。

●商品企画:新製品の企画提案、マーケティング、動向調査、資材調達などを担当します。

●製造:工場での生産管理、品質管理、物量管理を担当します。

●営業:家電量販店や商社への価格折衝、商品提案、イベント企画などを行います。

家電業界の特徴まとめ

1.変動激しく、競争力も企業により差がある
2.今後は業績改善に向けての努力が必要だが、市場規模は大きい。

半導体業界

半導体業界の特徴

半導体業界とは、電子部品である半導体を耐久性や特性、性能を考慮して開発・製造し、販売する製造業です。半導体は、自動車、パソコン、携帯電話、家電など多くの製品を作動させる為に不可欠な部品です。

それゆえ、これらの製品の需要に合わせ半導体の需要も左右され、景気や為替相場の変動に左右されやすい傾向があります。そして、半導体業界の企業の中には、製造から販売まで一手に引き受ける製造小売業を行う会社も存在します。

巨額の投資が必要で、市況が激変する半導体分野では、日本の大手企業は日進月歩の技術進化をしています。モーターや液晶、リチウム電池の分野では健闘していますが、韓国や台湾メーカーの猛追を受けています。

半導体業界の市場規模

半導体業界の市場規模は約7兆円です。近年の景気回復に伴い、パソコンや携帯電話、車載電装品など家電分野の販売が堅調に推移し、同時に半導体業界もその恩恵を受ける形になっています。

半導体業界の平均年収

半導体業界の平均年収は650万円前後となっています。比較的高い給与水準となっており、エンジニアの方であればスキル次第でさらなる高収入を見込めます。IoTの登場により近い将来全世界のデバイスは、現在の約6倍の数量になる試算もあり、今後の半導体市場は活性化されて平均年収が向上する可能性もあります。

半導体業界の平均年齢と平均勤続年数

半導体業界の平均年齢は40.3歳で、平均勤続年数14.9年となっております。業界と同様に、家賃補助などの福利厚生を設けている企業が多く、比較的働きやすい環境です。電子機器には必ずといってよいほど半導体が使われている為、半導体業界でスキルを身に付けることで転職の市場価値を高めることができます。

半導体業界ならではの職種

●研究職:新技術の研究や、将来的な製品開発を見据え、半導体の製造プロセスの研究を行います。

●開発職:装置の機能性や生産性を最大化する手法の開発・提案を行います。半導体はもちらん、ハードやソフトウェアの知識と日進月歩の技術進化に対応できる勤勉性が求められます。

●営業職:顧客ニーズに合わせた装置の提案力が求められます。技術者にもひけをとらない専門知識が求められます。

半導体業界の特徴まとめ

1.国際競争がかなり激しく、不安定な業界です。
2.事業分野によって、成長に差があります。
3.重厚長大の名残から、年功序列の風潮があります。

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