広報ってどんな仕事?~広報の仕事内容と魅力~

未経験から広報職を目指したい、という人は多くいらっしゃいます。広報と聞くと華やかなイメージを感じることもあり、若手を中心に人気の職種。しかし、そもそも広報職は会社規模・業界・業種によっては必要性が変化する為、広報職はどの企業にも存在している職種ではありません。

そのため「現在働いている企業には広報職がいないので、広報職といっても実際には何をしているのかが分からない」という人も多くいらっしゃいます。そこで今回は広報職とは実際に何をする職種なのか、仕事内容と魅力についてご紹介します。

広報職の仕事内容

広報と聞くと一般的には「社外に対して会社や商品を宣伝する人」というイメージをお持ちになるかもしれません。このイメージは間違ってはいませんが、実は広報の仕事は外部への宣伝活動だけが仕事ではありません。

広報は英語で「Public Relation(PR)」。つまり社会や一般の人々(Public)との関係(Relation)を創ることをミッションとして与えられている職種です。企業が成長する為に、また企業が円滑に経営を進める為には関わるお客様以外にも自社の活動を一般の人々に認知してもらう必要があります。

例えば自動車を販売している企業があったとしましょう。自動車販売自体は同じビジネスモデルですが、「A社であれば日本車を扱っている」「B社であれば輸入車を扱っている」という特徴がそれぞれにあるはずです。「この企業にはどのような特徴があり、何をしている企業なのか」というイメージを一般の人々にも認知して頂くこと、これが広報の役割と言えます。

つまり広報の仕事によって一般の人々からの「企業・商品の見られ方」や「企業や商品へのイメージ」が変わります。商品の販売が促進されるだけではなく、企業のブランド力が向上すれば入社したいと考える人も増え採用力向上にも繋がります。だからこそ広報は企業が更に成長する為には欠かすことが出来ない存在であるとも言えるでしょう。

もちろん企業によって仕事内容は異なりますが、主には下記のような仕事内容が想定されます。

広報の仕事内容

・広報戦略立案・実行
・メディアへの対応
・各種問い合わせ、取材対応
・プレスリリースの企画・作成
・会社ブログ、SNS、サービスページの更新
・各種調査業務やイベントの実施 など

一般の人々との関係を創ることを目的として考えれば、メディアへの対応も仕事の1つ。ただしWebメディアなのか、テレビや新聞などのマスメディアなのか、企業によって戦略的に露出を行ないたいメディアも異なるでしょう。またプレスリリースとは報道機関に向けた情報発信のことですが、上記のように「社外」に対して活動を行なうのが広報とも限りません。「社内」に対して広報活動を行なう社内広報も仕事として存在します。

社外広報と社内広報

社内への広報活動としての業務は下記が想定されます。

・会社の状況や方向性、価値観等の情報共有
・社内向けSNSの更新や社内報の作成
・情報漏えい等に関する注意喚起 など

企業規模が大きくなり、拠点(支店・営業所・店舗など)も増えていけば企業全体の動きが社内にいる社員へ伝わりにくくなります。そこで広報職が社内に対して情報を発信していくことが必要となるのです。社員同士のコミュニケーションを活発にさせることや、会社の状況を共有することで会社への帰属意識・モチベーションの向上、また社員の問題行動を防ぐことにも一躍買っています。

広報と言えば「社外広報」としての業務がイメージされがちですが、社内への広報活動も企業活動を円滑にさせる為には大切な仕事です。また企業によっては「社外広報」「社内広報」の担当を分業化しているケースもありますので、転職の際には業務内容を確認などを行なった方が良いでしょう。

マーケティング・広告宣伝職と広報職

広報と同じように宣伝を行なう職種としては「マーケティング職」や「広告宣伝職」が考えられます。確かに外部に対してサービスや企業を宣伝することについては同じかもしれません。違いとしてはマーケティングや広告宣伝は費用をかけてプロモーション活動を実施する、つまりは攻めの宣伝活動が中心であることが挙げられます。

一方で広報職で費用を掛けて広告を掲載する、というよりも自社メディアからの情報発信や報道機関に向けたプレスリリースを発信することによりメディア「から」取り上げてもらうことを戦略として立てることが往々にしてあります。また目的としても「商品を販売すること」に固執せずに考えることから、マーケティング職よりも売上への意識としては薄れる傾向が多いようです。

 

広報職の特徴と魅力

広報職の仕事内容について、ここまでご紹介してきました。企業のブランディングや企業の顔としてメディアに情報を発信していく広報職では、多くの魅力や仕事のやりがいを感じることが出来るでしょう。ここでは広報職の魅力について「広報の仕事のやりがい」「広報で得られるもの」という観点から3つご紹介させていただきます。

広報の魅力その1~企業・サービスのブランディングに関わることが出来る~

広報の仕事内容でも分かるように、広報は外部に対しての情報発信やメディアとの対応を中心に行なっていきます。それはもちろん闇雲に行なうものではなく、社会や一般の人からどのような見られ方やイメージを持っていただきたいのかを逆算し戦略的な情報発信が求められます。

1つ1つの企業に異なるイメージがあるように、企業・サービスのブランドイメージを構築する為には1社1社異なるアプローチが求められます。広報はルーティーンワークにならず考えて実行に移す仕事のスタイルを取ることが出来るでしょう。また社会や一般の方々に対して情報を発信する為、自分の仕事によって企業イメージ・ブランド力が向上していくことを体感で感じられることも仕事の遣り甲斐に繋がります。

広報の魅力その2~組織づくりにも貢献することが出来る~

広報では企業・サービスのブランド価値を高め、社会から認知されていくことで自社で働く社員へのモチベーションを向上させることが出来ます。また社内広報であれば社員同士のコミュニケーションを活発化させ、帰属意識も高めていくことが可能。広報の仕事は外部だけではなく、企業内部にも大きな影響を与えていく仕事です。

広報の仕事が企業の採用力、社員の定着率を向上させることで企業は更に良い組織づくりを行なうことが出来ます。直接的に人事として採用に関わる訳ではありませんが「あのCMを見て、是非応募したいと思いました!」という人も社内に増えれば広報が組織づくりにも貢献されているということが出来るでしょう。

広報の魅力その3~企画力・人脈・コミュニケーション力が得られる~

企業の顔としてメディアに対して発信していくことは正確に企業の考えや商品へのこだわりなどを伝えていくコミュニケーション力が求められます。また企業上層部の考えを正確に把握するヒアリング力も培うことが出来、コミュニケーションの形は異なれどブログやSNSなどであれば文章を使った情報の発信が必要です。そして一般の人々へ効果的に狙ったブランドイメージを与える為には企画力も大切な要素となります。

広報では企画力、コミュニケーション力を中心に幅広いビジネススキルを高めることが出来るでしょう。広報では仕事への決まった形が無い分、華やかなイメージとは裏腹に「調整が上手くいかない」「なかなかブランドイメージが広まらない」「急なメディアへの対応が求められる」というような大変なことも多くあります。しかし外部の方と共に仕事をする機会も多く、社内外広く人脈をつくれることも魅力となるでしょう。

広報ってどんな仕事?まとめ

広報=PR(Public Relation)という言葉の通り「社会や一般の人々との関係を創る」ことがミッションとなります。その中でメディアへの対応やプレスリリースの配信、戦略的に企業・サービスブランドの構築を行なっていくことが仕事内容の1つです。その為には臨機応変な対応や柔軟な発想・企画力が問われます。

また経営者や企業上層部の考えやこだわりを正確にヒアリングし、明確に発信していくことはスキルや知識・経験が必要となります。外部の方々とも共に仕事を進めることも多く、企業の顔としての良いイメージばかりではなく実際には大変なことも多くあります。しかし仕事の結果として企業の認知度やブランド価値が向上する、サービスを多くの方が知るきっかけをつくる、そして自分達の会社や商品のファンをつくることにも繋がるなど、広報ならではやりがいや達成感も豊富にあります。

以前は広報=大手企業のイメージもありましたが、情報チャネルが増えた現在では中小企業やベンチャー企業、スタートアップであっても広報を採用する企業も多くなりました。広報は未経験者であっても広告業界の経験者や営業経験者など採用されるチャンスも。ただし広報と言っても企業によって何を求められているかは異なる場合も増えていますので、面接・面談を通じて確認しておくことが大切です。

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