自己PR作成方法について~なぜ自己PRが必要か?~

キャリアカウンセリングの中で、自己PRが作成できないという声をいただくことが多くあります。転職活動では職務経歴書の作成時に自己PRを記載すること、また面接においても聞かれることが多いでしょう。そこで今回は自己PRの作成方法についてご紹介させていただきます。

自己PR作成をする理由

そもそもなぜ自己PR作成をするのでしょうか?

企業・人事担当者が自己PRに着目するのは単なる経歴の羅列では分からない業務内容の詳細や工夫した点、仕事への価値観・考えた方、その上でどのような結果を出してきたのかを知ることが出来るからです。中でも現在採用したい人物に当てはまっているかがポイントとなります。

自己PR自体は自分自身をアピールする為の強みや成果を記載するものですが、企業が自己PRを知りたい理由は採用したい・求める人材かどうかを知る為の手掛かりとして求めています。したがって自己PRは自分が「転職先に貢献することが出来る」ことを示せるように作成しなくては意味がありません。

採用職種や業種に合わせることが必要

その為、自己PRの内容は応募している企業が求めている人物像を認識し、採用職種や業種に合わせて作成することがベストです。

例えば、営業職としての経験を持つ方が営業職を募集している企業へ応募された場合。自己PRが営業職の経験・実績が主な内容であれば企業も「営業として活躍してくれそうだ」という期待も抱くことが出来るでしょう。

一方で営業職の経験を持つ方が未経験であるITエンジニア職に応募された場合。営業職の経験・実績は主な内容の自己PRだとすれば「ITエンジニアとして活躍してくれそうだ」とは思わず、むしろITエンジニア職としては不適格だという印象を抱くかもしれません。

職種以外に応募先企業が「求める人物像(人柄)」も踏まえて考えた方が良いでしょう。「求める人物像」はホームページ、転職サイトの求人情報や求人票に掲載されています。正社員としての職歴が浅い、仕事上で特筆すべき結果や実績が無かったとしても強みや長所など人物面をアピールすることも有効な事です。

自己PR作成のポイント

自己PR作成をする理由、また企業が自己PRを知りたい理由を紹介させていただきました。ここからは実際に自己PR作成のポイントを紹介します。自己PR作成には大きく4つのポイントを踏まえて作成しましょう。

自己PR作成のポイント

・自己PRとなるメイン(実績や成果)を考える
・実績や成果をあげたプロセスを考える
・自分の仕事への価値観、考えをまとめる
・応募先企業で役立つ内容かを確認する


自己PRとなるメイン(キャリア、実績や成果)を考える

企業にアピールが出来る実績や成果を考えていきます。自己PR作成のメインとなるポイントです。誰に対しても伝わるように出来るだけ数字で示せる実績、結果が良いでしょう。ただし仕事上での実績や結果にこだわりすぎる必要はなく、企業に貢献出来るアピールポイントであれば「資格」や「スキル面」、「取り組んできたこと」などもメインとして自己PR作成をすることが出来ます。

自己PRメイン例

・目標数値に対する実績
・社内表彰実績
・業務効率化実績
・経費削減実績
・資格取得/検定のスコア
・キャリアや業務内容
・社外での取り組み など

実績や成果をあげたプロセス(行動)を考える

自己PRのメインとなった実績や結果に対してのプロセス(行動)を考えていきます。結果には必ずプロセス・行程がありますので「自分がどのような行動を取ったことにより、その結果を生むことが出来たのか」を考え、まとめます。また同様の結果であったとしても複数のプロセスが存在することもあるでしょう。その時には自分がアピールしたい強みが最も表れるプロセスを企業によって選んだ方が良いでしょう。

自分の価値観、仕事への姿勢や考え方をまとめる

自分の人柄や仕事への価値観、考え方も企業へのPRポイントになりますので自己PR作成時に内容へ取り入れます。結果を出したことにはプロセスはあると紹介しましたが、そもそも「なぜそのようなプロセス(行動)を取ったのか」かが価値観や仕事への姿勢、考え方を企業に示すことに繋がります。

応募先企業で役立つ内容かを確認する

作成した自己PRが応募先企業の採用職種、業種、求める人物像に役立つ、貢献出来るものであるかを確認します。あるいは貢献出来るという根拠を自己PR内に示し、〇〇が貴社に貢献出来ると記載しても良いでしょう。応募している企業へピンポイントに響く自己PRが作成できると同時に入社意欲も伝えることが出来ます。


内容は出来る限り具体的に

自己PR作成において内容は自分だけが分かるような内容ではなく、誰から見てもPRだと分かる内容でなければいけません。抽象的な表現や明確ではない強みは、自己PRを知りたい企業の目的(採用したい人物に当てはまっているかを知りたい)から考えると入社後のイメージがしにくく、不適切になります。

「コミュニケーション能力」「会話力」など数値化にしにくく、また比較することも難しいものを自己PRのメインとして作成することは避けましょう。以前「話の組み立て方その2」で紹介させていただいたポイントも是非ご参考にしてください。

話の組み立て方その2~相手に「伝わる」伝え方~

自己PR作成方法まとめ

自己PRは自分がアピールしたい内容の中から、応募・面接を受ける企業が求めている人物像を踏まえて「自分が転職先に貢献出来る」内容を選んで作成します。企業や業界、職種によって求められるものは異なりますので注意してください。

自己PRの基本的な構成は「結果、プロセス、プロセスを踏んだ自分の考え」がワンセットです。結果はPRする上でメインとして伝えたい内容ですのでアピール出来る実績や成果は自己分析を行なう中でなるべく多く出すことが1つのコツです。

作成する際には抽象的な表現や言葉は避け、具体的に相手に分かりやすく作成することも重要なポイント。その為に形容詞や専門用語を内容に含めることもなるべく控えた方が良いでしょう。

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