強みの見つけ方~面接で魅力的に魅せるポイント~

よくキャリアカウンセリングでも「私の強みはどのような所だと思いますか?」と質問されることがあります。あるいは、いつも面接で話している強みを聞くと抽象的であったり、何が根拠で強みになっているのかが分からない。自分自身の強みを見つけることは、人によっては難しいものであるように感じられるでしょう。

今回は面接官に魅力を感じさせる、強みの見つけ方をご紹介します。

強みは「客観的に自分を見れているか」を判断している

そもそも面接官はなぜ強みや弱みを面接で聞くのでしょうか?単に人柄を判断するのであれば、他の質問で十分なはずです。なぜ強みでなくてはならないのか。その理由の1つは「客観的に自分を見ることが出来ているのか」を判断しています。

しかし自分の強みを正確に理解出来ていないことや、その人の強みとは言えないことを、強みであると考えている人が多数いることにキャリアカウンセリングでは驚かされます。カウンセリング内で感じないのであれば、面接中に強みを話して頂いたとしても、相手は全くその人の強みであるとは思えないのです。そのような方は「客観的視点」が欠けていることがよくあります。

強みとは、その人の持ち味であり、頼りにすることが出来る優れた点です。ビジネスにおいて、その人の強みが発揮されたことにより、何かしらの成果を生み出すことが出来るでしょう。他の人とは異なる、その人ならでは強みだからこそ、その人らしさが出てくるのです。つまり強みは絶対評価ではなく、相対評価で見るべきであると考えています。

相対評価であるならば、他の誰かとの比較になります。しかしながら自分から見て、自分の強みだと思われている方が多いのです。他の人から見て、自分の強みだと思われるようなものが、あなたの強みになるのです。であるからこそ、自分の強みを正確に理解出来ている人は、自分を客観的に見ることが出来ている人だと判断され、また自己分析も充分に出来ている人だと感じるのです。

強みはあくまでもあなたの内面的特徴の1つ

それでは主観ではなく客観的に自分を見るには、どうすれば良いでしょうか。簡単な手順は2つあります。

1、周囲の人に聞いてみる
職場の同僚や親しい友人、家族などに自分はどのような人であるのか、どのような強みを持っているかを聞いてみましょう。一番手っ取り早い手段だと言えます。周囲の人が言うのであれば、それは間違いなくあなたの強みです。
2、自分が出した結果や成果、そのプロセスを振り返る
自分がこれまで出してきた結果や成果、そしてその成果をどのように出したのか、プロセスを振り返ってみましょう。成果は数値化できるものではなくても大丈夫です。

その人自身の考え方や価値観は、その人自身の行動を変化させるものです。例えば、積極性という内面的な特徴も持つ人。その特徴を持つ人は、知らない人にも臆せず声を掛けたり、これまで行ったことがない業務にも取り組むことが出来るとします。あるいは、人見知りであるという内面的な特徴も持つ人。その特徴を持つ人は初対面の人を前にするとなかなか言葉が出ないと仮定します。

特徴に良い、悪いはありません。しかしその特徴を持っているからこそ、良い結果が出たのであれば、それはその人の強みであり、一方で悪い結果になれば弱みになります。自分では自分の価値観や考えが分かるからこそ、強みや弱みが判断できなくなってしまうのです。「行動」「結果」からしか人を評価することが出来ない他人だからこそ、正確にその人の強みや弱みが把握できるものなのです。

強みを見つけるのは「成果」から逆算した方が良い

自分の強みを見つけるにあたって、自分の価値観や考え方は障害になることがあります。強みは内面からではなく、外に出ている行動、成果から考えていきましょう。誰から見ても分かるあなたの強みと、そのエピソードを作ることが出来ます。

悪い例(内面から考える)

強み
自分の強みは「行動力」だな・・・。
プロセス
行動力があるから、営業をしていてもお客様先にも何度も足を運んだり、言われたことはスグに実行できているぞ!
面接官
では、その強みを活かして何か成果を出すことは出来ましたか?
結果
成果?でも、営業成績はなかなか伸びないんだよな・・・どんな結果が出たんだろう?

自分の内面から考えていくと、強みを根拠づけるようなエピソードや結果を考えることに苦労される方が多くいらっしゃいます。また、自分では強みだと思っていることが結局は良い結果には結びついていないこともあり、強みを証明することが困難になってしまいます。結果や成果に結びついていない特徴は、あなたの強みとは言えません。

良い例(結果から考える)

結果
営業として売上目標は達成できなかったけど、周りの社員が頻繁に起こしていたクレームも起こすことがなかったな。
プロセス
自分は周りの社員と違って、お客様に細かく電話やメールをして進捗を伝えることが出来ていたから、最終的にお客様にとって悪い報告なったとしてもお客様からお叱りを受けることはなかったな・・・。
強み
それは自分が細やかさという特徴を持っていたからだと思う。つまり、自分の強みは『細やかさ』だ!

そのようにして、出来た強みのエピソードは以下のようになります。


あなた
私の強みは「細やかさ」であると考えております。私は営業職として、お客様に状況の変化があった際には、その都度電話やメールで進捗を報告しておりました。そのため最終的にお客様へ悪い報告となったとしても、お叱りを頂くことなく、次に案件を頂いた際には私にお声掛けをくださるなど長い信頼関係性を築くことが出来ました。結果として社内で頻発していたクレームも、私は入社してから現在まで1つも起こしたことはございません。ですので、私の強みは「細やかさ」であると自負しています。

話す時には質問に対しての答え(結論)である「強み」から伝え、最後に根拠として強みを発揮したことで得た結果を伝えます。考える時には結果から考えていくことで、自分を客観視した上での強みを見つけることが出来るのです。

強みの見つけ方まとめ

強みはあくまでもその人の特徴や、その人らしさをカタチづくる要素の1つ。発揮することで良い結果を生み出したものが、その人にとっての強みであり、一方で求める結果を得ることが出来なかったものがその人の弱みとなります。

自分で考えるときには今まで自分が出した「良い結果」や「成果」から考え、それを達成するに至ったプロセス(行動)を振り返り、行動を生んだ自分の内面的特徴を思い浮かべていきます。それがあなたの本当の強みです。だからこそあなたの結果や行動しか見ることが出来ない他人に評価を聞くことはとても有効な手段となります。

ただし、強みの理由が「周りの人に良く言われるから」と答えるのは絶対にやめましょう・・・。あなたはその強みを言われた理由、自分の行動、結果を振り返るべきなのです。

 

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